【】 10画 冫(8) 1級
姿形書換字【】
[音] | セイ |
[訓] | すずしい |
さむい |
《意味》
すずしい。さむい
【凊しい】すずしい
さむい。冷たい。冷ややかなさま。
【温凊定省】おんせいていせい
親に忠実に仕えて孝行すること。
「温」は冬に暖かくしてやること。「凊」は夏に涼しくしてやること。「定」は安眠できるように晩に寝具を整えること。「省」は朝に体調を尋ねること。
「扇枕温衾」
【冬温夏凊】とうおんかせい
親に孝行を尽くすこと。
冬には暖かく、夏には涼しくして過ごしやすくしてあげる意から。
「温凊定省」「扇枕温衾」
《字体》
「靑」の部分は漢代隷書の頃から「靑」で書かれたことはほとんどなく、手書きの楷書では「青」で書くのが主流。
日本でも、正字のルーツである「五経文字」や「字彙」「康煕字典」などを模した字書以外は、「青」で書かれてきた。
「靑・青」を含む字はすべて「青」で書くのが自然であり、「凊」も「」と書いて差し支えない。